事業資金による借金。自己破産した事例。
カテゴリ | 自己破産 |
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借金総額 | 800万円 |
借入先の数 | 8社 |
毎月の支払い | 14万円 |
車の有無 | なし |
不動産の有無 | なし |
住宅ローンの有無 | なし |
収入(手取り) | 20万円 |
家族構成 | 1人暮らし |
借金の原因 | 事業資金 |
ご依頼から解決までの流れ
Sさんは、20歳のころから長崎でエステサロンを立ち上げ、順調に業績を上げていました。
満を持して25歳、福岡にて新しく系列店をオープンしました。しかし、コロナによる自粛の影響もあり、赤字が続いてしまい、ネットワークビジネスにも引っかかってしまい、借金を増やす形となってしまいました。友人からも100万円ほど借金をしているということで、破産をためらっているSさんでしたが、借金額、現在の生活状況を踏まえると、任意に弁済できる状況ではなく、私たちの事務所を訪れました。
私たちは、受任後すぐに、各債権者に通知を行い、破産申立予定であることを伝え、債権の取り立てを止めました。半年間程度かけて弁護士費用、裁判所費用を積み立て、破産申し立てを行いました。裁判所からは、事業資金としてどのように費用がかかったのか、浪費がないかなどの調査が行われましたが、Sさんと当事務所の弁護士がしっかりと対応をしたことで、無事に免責許可を勝ち取りました。