会社を継いだ後、事業失敗により3000万円の借金。自己破産した事例。
カテゴリ | 法人破産、自己破産 |
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借金総額 | 3000万円 |
借入先の数 | 12社 |
毎月の支払い | 40万円 |
車の有無 | あり |
不動産の有無 | なし |
住宅ローンの有無 | なし |
収入(手取り) | 30万円 |
家族構成 | 妻、子3人 |
借金の原因 | 事業失敗 |
ご依頼から解決までの流れ
Kさんは、福岡県内で、建設業を営む会社の二代目経営者です。父親が立ち上げた会社は、10年をかけかなり成長していましたが、父が急死し、Kさんが後を継ぎました。Kさんは、10年間、父のもとで働いてきましたから、勝手はわかっているつもりでしたが、経営の能力は十分ではなく、徐々に自転車操業に追い込まれていきました。気づけば預貯金は尽き、銀行等から2000万円を超える借り入れをして凌ぐようになってしまいました。
経営を続ける意思もあったKさんですが、従業員や家族からの意見も踏まえ、破産を決意し、当事務所に相談に訪れました。法人破産をするだけではなく、連帯保証人になっているKさん自身も個人破産をすることになりました。
取引先が混乱を起こさぬよう、弁護士は、秘密裏に破産準備を進め、ご依頼後1週間程度で全ての書類をまとめ、裁判所への破産の申し立てを行いました。スムーズに破産の申立まで行きましたので、Kさんに取引先が取り立てをしたりプレッシャーをかけるようなことも無く、穏便に事は進み、無事に破産が完了しました。
Kさんは、会社名義の車両や機械が売却されたことにより少し気持ちが沈みかけた時期もありましたが、弁護士のサポートもあり、乗り越えました。今では、3000万円の借金が無くなったことから、心機一転、前向きな気持ちで人生をやり直しています。当事務所は法人破産も取り扱っており、状況に応じて、秘密裏に迅速な申立てを行うこともできます。会社を畳もうかお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。