ギャンブルによる約１０００万円の借金。個人再生した事例。

ご依頼から解決までの流れ

Jさんは福岡市中央区にお住まいの会社員です。賃貸マンションに妻、子３人と家族５人で生活しています。

Jさんが約１０００万円という巨額の債務を抱えることになった主な理由はギャンブルにあります。

１０年以上前から競艇に入れ込むようになり、毎月、その月の生活費以上の金額をつぎ込むようになっていました。その他、車やバイクといった高額な商品の購入、３人の子供の養育費が重なったことで膨らんでいった借金の総額を見て、なんとかしなければと弁護士依頼を検討しました。

当事務所にお越しいただき、個人再生手続きの依頼を考えているとのことでした。契約後、借入先に対して当事務所の弁護士が代理人となった旨を通知するとともに、Jさんの抱える借金の全貌を把握するべく調査を開始しました。

お任せいただいてからの半年間で弁護士費用を分割してお支払いいただき、Jさんには申立の準備のためにご協力をいただきました。奥様も当事務所からの質問に迅速に対応いただいたため、借入金ごとの使途を正確に把握することができ、支払い完了後、即座に地方裁判所に申立を行うことが可能となりました。

申立後、裁判所の判断によれば借金の原因、使途がはっきりしているため必要ないとのことで、再生委員が選任されることなく開始決定が下り、結果としてJさんの総債務は五分の一、２００万円にまで減額、５年をかけて計画的に返済していく予定を立てることが出来ました。