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資金援助で借金が約450万円。任意整理した事例。

任意整理
男性
Oさん(女性)
カテゴリ 任意整理
借金総額 約450万円
借入先の数 5社
毎月の支払い 依頼時は0円
車の有無 あり(カーローン)
不動産の有無 なし
住宅ローンの有無 なし
収入(手取り) 18万円
家族構成 父、母
借金の原因 資金援助

ご依頼から解決までの流れ

Dさんは、大分県出身で、高校卒業後就職を機に福岡市に越してきました。
当初は、福岡市の会社で事務の仕事をしながら慎ましく一人暮らしの生活をしていました。
その後、自営業を営む男性と交際を開始し、同棲をするようになりました。ある日、Dさんは、交際相手の男性から、自分の自営業の仕事を手伝ってほしいと頼まれました。Dさんとしては、将来結婚を考えていたことから、男性の頼みを了承し、仕事の手伝いをするようになりました。
初めのうちは、順調に仕事が回り経営も順調でしたが、次第に経営状況が悪化していきました。その頃、Dさんは、男性から、「運転資金が足りない。将来結婚をして一緒に返していくから、金融機関からお金を借りてほしい。そのお金を運転資金として援助してほしい。」と頼まれました。
Dさんは、男性の言われるままに、消費者金融、銀行から借入を行い、合計200万円ほどを男性に対して渡してしまいました。
しかし、しばらくして、男性は行方をくらましてしまい、Dさんには200万円ほどの借金だけが残ってしまいました。

Dさんも、自分の給料だけでは借金の返済をすることができず、返済を滞らせていたところ、債権者から督促状が電話と督促状が届くようになってしまいました。どうすることもできなくなったDさんは、なかば夜逃げのように、会社を辞めて実家へ帰りました。

その後、10年以上、Dさんは実家で暮らしていましたが、ある日、実家に訴状が届いてしまいました。
内容を確認すると、男性と交際していた当時に借金をした金融機関からの貸金返還を求める訴えでした。そして驚くことに請求金額は、約200万円。借入をした当時は残債務は数十万円しかありませんでしたが、長期の間に利息と遅延損害金が膨れ上がっていたのです。

Dさんは、地元に帰ってからは督促もあまりこなくなり、10年以上返済もしていなかったにもかかわらず、突如として訴えを提起されたことに驚き、対策をしなければならないと考えました。
そこで、地元では顔を知られてしまうからという理由で、福岡市の弁護士をインターネット検索し、弊所に相談に来られました。

面談では、①全ての借入先の確認、②利息等を含めて現在の債務額を確認、③時効を援用することができるかの確認をしたところ、債権者数は4社、合計債務額は約450万円、訴えを提起してきた会社以外は時効によって債務の返済義務が免除されるであろう、との結論に至りました。
Dさんからご依頼をいただき、裁判中の会社以外には時効の援用通知を送ることで債務が免除され、裁判中の会社とは訴訟状の和解をすることにより利息等を大幅にカットした50万円での和解が成立しました。

Dさんは、実家に住んでいる間に貯めた50万円を一括で払うことができ、これにより全ての借金がなくなりました。
10年以上返済をしていなかった借金が心残りだったものの、キレイに債務をなくすことができたDさんは、前向きに生活をしていくことができるようになりました。

5年以上返済をしていない借金については、時効という制度を使うことによって、借金が免除される可能性があります。
しかし、不用意に債権者と連絡を取ってしまうと、時効が使えなくなることも。
昔の借金であったとしてもキレイになくすことができるかもしれませんので、不安に思った方はまずは弁護士にご相談ください。

      
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