ギャンブルで借金が約400万円。任意整理した事例。
カテゴリ | 任意整理 |
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借金総額 | 約400万円 |
借入先の数 | 4社 |
毎月の支払い | 7万円 |
車の有無 | あり(カーローン) |
不動産の有無 | あり |
住宅ローンの有無 | あり |
収入(手取り) | 30万円 |
家族構成 | 妻 |
借金の原因 | ギャンブル |
ご依頼から解決までの流れ
Uさんは、福岡県の郊外にて居住し、自営業を営んでいます。月30万円の収入があるものの、毎月10万円以上をギャンブルにつぎ込んでしまうギャンブル依存症のような状態で、借金が徐々に膨れ上がってしまっていました。Uさんは、債権者からの督促状が頻繁に届くようになり、さらなる借金をすることもできない状況まで追い込まれましたので、債務の整理が必要と考えるに至り、当事務所に相談に訪れました。Uさんには、400万円を超える借金が認められましたので、破産を検討しましたが、Uさんは結婚相手と購入した不動産、親から購入してもらった車があり、破産をすることに否定的でした。Uさんとしては、「総額が減らなくてもよいから、任意整理をしたい」という意向が強かったため、当事務所は、各債権者と任意整理の交渉を行いました。
各債権者は、Uさんの債務総額、年齢、収入状況に鑑み、60回払いに応じるという判断をしてくれましたので、当事務所の弁護士は、各債権者と利息をカットした上で、60回払いの債務弁済契約を締結していきました。
最終的には、Uさんは、当事務所に依頼後、3か月程度で各債権者と和解をすることに成功し、その後、各債権者への返済を開始しています。Uさんは、任意整理をきっかけに、ギャンブル依存症の治療を開始し、現在も治療に取り組んでいます。また、家計管理を妻に任せるようにし、支払が再度滞ってしまうことの無いよう、家族のサポートを受けながら生活を立て直しています。